お恥かしい次第です

「いや、一向にまだやらしておりません。内地にいました時は、考えてもいましたが、こうした辺鄙な処では、ごくごく程度が低いのですからな。お恥かしい次第です。」と教員さんの一人がすっかり恐縮してしまった。 生徒といえば、あの納壺の熊の毛皮の傍にいた赤毛の大目玉の女の子や、アイヌ式の、または劉生《りゅうせ...

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ことごとく名は知らぬ草ばな

[#2字下げ]ことごとく名は知らぬ草ばな

と訂正した。 駐在巡査のYさんが、そこで扇面など拡げて来る。が、しかたなしに私も筆を執った。

[#2字下げ]この虎杖は露西亜領の花

「半分しか出来ておりませんよ。」 この時こそ、泥靴の、びしょ濡れの、異様奇体の団員の群集で、いっぱいに充たされた校舎...

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この虎杖は露西亜領の花

[#2字下げ]この虎杖は露西亜領の花

 歌の四五句が口をついて出た。だが、一二三句はどうしても出来ないで、私はまた帰路についた。 そこで天幕《テント》に再びもぐりに行ったものだ。「麦酒の代は払って置きますよ。」 それからシトロンを一本あけてもらったが、また金は払わずに飛び出す私を私は見出した...

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